〈放浪の記録・日立駅〉水平線に憑かれた女の話
本日はオフなり。
このNAVERまとめ記事で知って以降、ずっと訪れたかった
茨城県の日立駅、そしてSEA BiRDS CAFEに一人旅してきました。
日立駅からの眺め。
あまりの絶景に、しばらく言葉が出てこず。
目を離せないまま、よろよろとベンチに腰掛け
時間を忘れて ぼーっと眺めていました。
木漏れ日のようにきらめく海でした。
天気は曇ったり晴れたりと気まぐれでしたが、
日立の空は海が主役だと理解しているのかずっと控えめでした。
全面ガラス張りなので、どの角度から見ても水平線が。
日立駅が最寄りの人がとても羨ましいです…。
さて、2年ほど前の話なんですが、
夏の暑い日、東京から鈍行列車で地元(兵庫)に帰ろうとしていて
途中行き先の違う電車に乗ってしまったことがあったんです。
何駅か過ぎたところでようやく気がつき、次の駅に着いたら折り返そうと
窓の外をしっかり眺めていました。
夏日に白飛びした家が立ち並ぶエリアを抜けた瞬間
車窓の外が、空と、海だけになったんです。
見たことのない景色でした。
突き抜けるような夏の青空と、ティアラが輝くかのような海。
それをくっきりと分かつ、目の高さまで迫る水平線。
その光景のまま、ほどなくして電車は駅に到着したのですが
私はその海にもっと近づきたくて衝動的に途中下車していました。
きめ細やかな砂浜の色をしたその駅は、「比野 (ひの) 」という名前でした。
そうです。現実には「比野」という駅は存在しません。
これは私がある晩に見た夢の話です。
比野駅。夢から覚めてすぐにその駅名を調べましたが、もちろんありませんでした。日野駅や日比野駅はあるけれど、写真を見る限り全然違う。
夢を見た日からずっと、私の目があの光景をもう一度見たがっていて、
今でも現実に比野駅を探し求めています。
決して安くないのに、なぜ景色を見に行くためだけにはるばる?と思われた方。
つまりそういうことでした。
今日、もしかしてそれは日立駅にあるのかもしれないと、胸を高鳴らせての初茨城上陸となったわけです。
(海岸線に沿うように国道6号があります。ドライブしたかった…!)
日立駅の景色はまさに、私が夢で見た比野駅によく似ていました。
たしかにとても近かったけれど、
比野駅は駅のホームから鮮やかな海が見えていました。
日立駅のホームは階段を降りたところにあり、どの場所からも海が見えなかったので…。
これからも比野駅を探す旅は続くようです。
(あ、カフェについて書くの忘れた。また書きます。)
* * *
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