「鶯谷ファンタジックブラザーズ」という若き戦士たち(2nd Live レポ)
Twitterで積極的にPRを行っている新進気鋭の若手トリオ
「鶯谷ファンタジックブラザーズ」の公演に行ってきました!
プロデューサーは、いつもお世話になってる長澤彩さん。
“@UFB_official: 音楽ライターとして活動している鷲尾仁美さんに、2nd LIVEのお知らせとお誘い。チラシ受け取ってくれてありがとうございます…>_<…(マネジメント担当・長澤)pic.twitter.com/0QNYZYT3VE”
前回行けなくて残念すぎた:(今回こそ♡
— Hitomi Washio (@hitomi_classic) 2015, 3月 28
ファーストライブには都合がつかなくて行けなかったのだけど、
念願叶って今回伺うことができました♪
場所は両国門天ホール。初めて入りました!
フラットな床に、パイプ椅子が並びます。
いわゆるカッチリした形の音楽ホールではなく、友人が所属する劇団の公演を観に行ったときに入ったハコと同じ空気が流れていました。
入った瞬間にふわっと木の香りが立ちこめ、なんとなくお客さんもリラックスした表情。
入り口で貰ったチラシを見るとクラシック公演も数多くされている模様で、なぜ今でご縁がなかったんだろうな~と考えました。
さて、鶯谷ファンタジックブラザーズ、
突飛なグループネームですが、演目はガッツリクラシック音楽です!
編成はクラリネット×ファゴット×ピアノ。
ヴァイオリンやフルートというような、いわゆる「花形楽器」がないので
曲選びの面でも苦労しただろうな~と思われます。
彼らはいずれも20代前半(くらいだったはず)。
背伸びせず、"今"をそのままぶつける演奏に非常に好感が持てました。
若手演奏家に使う「フレッシュ」って言葉、安直であまり好きではないのですが
彼らの紡ぐ音楽は本当に、青いレモンのような瑞々しさに溢れていました。
とってもパワフルで、恐れがなく、希望に満ち、繊細で…。ちょうどこの季節に煌めく新緑のようでした。
活動を始めてからまだ日が浅いこともあってか、音楽の方向性という面で摺り合わせきれていないように感じられた曲もありましたが
それも含めて、彼らの"その瞬間"。互いが主張し合って、時に火花が散るほど激しく対峙する音楽は今しか聴けない貴重なものです。
こちらはファーストライブの映像ですが、まだ演奏を目撃したことがない方は
ぜひその目で、その耳で私の言わんとすることを確かめてみてほしいです!♪
Glinka: Trio pathétique/グリンカ:悲愴三重奏曲 - YouTube
彩さんが2公演終演後、「できれば19時の回に来て欲しかった…!」とTwitterで呟いていたので
2公演目に行かれた方はまた違った感想を持ったのかもしれません。
(そりゃそうですよね、1回目より2回目のほうが肩の力も抜けますもん!さすがに連続公演は大変だっただろうけど…!)
実はわたし、彩さんとピアニストの渡邊智道くんが初対面し、意気投合した現場に居合わせた
貴重なひとりでもあります(笑)
彩さんがこのトリオを今後どうしていきたいか、どんな演奏会を企画したいかなど
お会いするたびにアツくアツくお話ししてくれるので
こんな熱心で理想を高く持っている(そして美人な!)年上のお姉様に支えられた彼らの今後の活動、
期待しないわけにはいかないのですっ!
大学で音楽を学んでいる最中である若き戦士たちが、これから様々な楽曲にしごかれ、待ち受ける様々な人生経験に揉まれ、そして彩お姉さまに鍛え上げられ♡
その瞬間瞬間にどんな音楽を私たちに魅せてくれるのか、とても楽しみです。
次のライブは8月29日。早くも決まっているみたいですよー♪
気になった方はぜひ彩さんへコンタクトを!