で、鷲尾仁美って何者なわけ?(2015.12.27更新)
鷲尾仁美 (わしお・ひとみ)
ライター(クラシック音楽他)/司会業/ピアノ講師/ピアノ演奏
略歴
桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。現在はフリーランスでコンサート等の司会の他、コンサートレポート、アーティストインタビュー、曲目解説の執筆や、イベント登壇、ピアノ講師、ピアノ演奏等、クラシック音楽ジャンルを中心に多方面で活動している。ブログ『音楽系女子のコン活事情』運営。Webメディア『Salonette』広報担当。
お仕事実績↓
twitter⇒ @hitomi_classic
…でもこれだけじゃ人柄は伝わらないと思うので、細かく下に書いてみました。
幼少期
1991年9月17日生まれ、おとめ座O型。兵庫県伊丹市出身。
2歳よりヤマハ音楽教室に通い、5歳から本格的にピアノを始める。ジュニア専門コースを経て、ヤマハピアノ演奏研究コース修了。
この間ピティナを初めとしたコンクールを受けるもパッとせず、しかし有り難いことにオーケストラ共演には恵まれ、
小学2年生のとき大阪シンフォニカ―(現大阪交響楽団)と、小学3年生と5年生のとき京都フィルハーモニー室内合奏団と共演。
若き下野達也さんに振ってもらえたのは一生の自慢。
運命の1曲に出会い、人生が変わる
地元の公立中学校を卒業し、兵庫県立西宮高校音楽科に進学。
高校ではK-POPにドハマりして韓国語を熱心に独学する一方『好きだし取り柄だから』程度の理由でピアノをたらたら続けていたが、
グラナドス作曲の演奏会用アレグロとの出会いをきっかけに意識が一変。
「こんなに素敵な楽曲がなぜ有名じゃないのだろう?もしかしたら、煌めく楽曲たちは歴史の中に埋もれているだけで、もっともっとたくさんあるのではないか」
→「埋もれている楽曲たちをもっとみんなにも知ってほしい!」
→「じゃあ私がインフルエンサーになればいいじゃないか!」
という考えに至り
「芸能界でも活躍している演奏家が多い桐朋に入ろう!」というヨコシマな考えとともに一念発起。
演奏会用アレグロは自分の手にもぴったりフィットし、第33回ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会グランミューズ部門Yカテゴリー入選。
最初にしてきっと最後の全国大会出場となる。
大学では今までの怠惰な演奏生活にケジメをつけたかったので、楽理ではなくピアノ専攻を選択。
(英語が得意ではなかったから、という裏事情もある)
桐朋生らしくない桐朋生時代
師匠が熱心に教えてくださったお陰で無事合格したが、
- 入学したばかりの頃、教授室に押しかけ「私はどうしたらテレビに出られますか?」と質問してN先生を困惑させたり、
- 当時特任教授だったU先生の授業で、毎回どセンターど真ん前に座って意識高い就活生のように相槌を打ちまくったり、
- キャリア支援の特別講師として来る先生方すべてに突撃していって名前を覚えてもらうことに命を懸けていたり、
と、桐朋のほかの学生とは明らかに違った破天荒で向こう見ずな言動をとるため、
一部先生には「あいつ相当ヤバイ」と思われていた。らしい。
インタビュー団体「Power of Woman」イベント写真より
在学中は社会人ピアノサークルに所属したり、複数のアナウンススクールに通ったり、テレビ東京の番組に1年間レギュラー出演したり、インタビュー活動をする学生団体に所属したりと、
ひたすら「クラシック音楽を専門としていない人の生の声」を聞くために飛び回っていた。
ニコニコ生放送で音大生同士のトークや演奏を配信していた時期もあった。
"好き!を伝える"仕事への興味
1年の終わりに上記のU先生に文章を褒めて頂いたことをきっかけに、調子に乗ってライターという職業を意識するようになる。
また、高野麻衣さんの著書『乙女のクラシック』と書店で偶然巡り合い、
クラシック音楽についてこんなやさしい文体で書かれているなんて!こういう本を私も書きたい!と衝撃を受け、私もライターになりたいと強く思うようになる。
大学3年生の夏に女子クラ部と出会い、アーティストへのインタビューやコンサートレポート作成などを経験。
「たくさんの人にクラシック音楽の面白さを言葉で伝えること」が楽しくて仕方がなくなる。
その後、有限会社アートリンクスや株式会社クロスアート、アルペンミュージックオフィス等で、数々のクラシック音楽コンサート制作や広報に携わらせていただき、
プログラムノート作成やSNS管理、コンサートスタッフ、ステージマネージャー、ラジオパーソナリティ、インタビュアー、レポーター、ライター等の経験を積む。
その他『ナレッジマネジメント力を核とするアートマネジメントスタッフの育成』(平成25年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」)研修参加で楽器の搬出入なども経験。
ピアノ専攻として
ピアノ専攻である以上、毎週のレッスンで先生に失望されないようにピアノも弾いていた。
そしてせっかくピアノが弾けるんだからと、母校東中学校でのおしゃべりコンサートや企画色の強いピアノリサイタル『貴族の舞踏と民族舞踊』(アルペンミュージックオフィス主催)を開催。
クラシック音楽への導入に最適なコンサートスタイルを、自らを実験台に模索していた。
大学では3年間2台ピアノも受講。
ずっとペアだった中村ひとみと第37回ピティナ・ピアノコンペティションを受け、全国決勝大会2台ピアノ上級部門入選。他おらほ仙川夏祭りコンサート等に出演。
ちなみに4年生の時に作曲のレッスンも副科で受けたが、1曲も完成せず才能の無さを思い知った。
卒業試験での選曲はプロコフィエフの「サルカズム(=風刺、皮肉)」。
どこまでも桐朋のピアノ専攻生らしくなかった自分を全力で風刺し、皮肉った。
(個人的にはかなり上出来な演奏だった。)
2014年4月、フリーランス活動開始
そして2014年4月、フリーのライター兼コンサート司会者として活動開始。ジャンルは主にクラシック音楽。親子向けやライトリスナー向け関連を得意とする。
2014年11月より有限会社ユージンプランニングによる機材全面バックアップのお陰でUstream番組『鷲尾仁美のクラシックえんむすび』放送開始。
放送作家兼プロデューサー兼司会進行役として奮闘している。
ピアノ演奏も細々とであるが続けており、神戸ピアジュリアンでデュオやソロでのコンサートを開催。ツイキャスでの演奏配信なども行う。
2014年12月より株式会社エルパの演奏派遣登録アーティストとなる。
2015年4月、ピアノ講師業を開始。
2015年3月、ライブホール「TheGLEE」の公演レポーターとして活動を開始。
2015年7月、Webメディア「Salonette」広報に就任。
『あなたとクラシック音楽の縁をむすびたい』
『同世代の聴衆が同世代の演奏家を応援する社会の形成』
の2つをモットーに、
婚活、ならぬ「コン活(=コンサート鑑賞活動)」という単語を広めるべく活動している。
所有資格:
株式会社宣伝会議 編集・ライター養成講座 終了