「5月の晴れの日、見知らぬ土地へひとり旅するときに」(クラシック妄想えんむすび)
5月 それは一番こころよい 晴れの季節!
美しい日 すいた電車にふらりと乗り
まだ見ぬ土地へ 旅に出る
ああ この心の高鳴り!
澄んだ空に響く 鳥の鳴き声
耳元で軽快に跳ねる 陽気なテノール
電車に揺られながら眺める 緑多き景色は格別だ。
午前9時の太陽が 新緑をみずみずしく照らす
鮮やかに花開いた 野の宝石たちを
今日はどんな1日になるのだろう!
軽やかながら しっとりと安定した男声は
まるで 野花の生命力
ドイツ語だから 聞き流せてしまうけど
この鳥刺しは 女が山ほど欲しいと歌ってる
自分勝手な 三枚目だけど
今日の天気に免じて 許してあげましょう
ふふふ
情けない声も微笑ましいパパゲーノ!
ぴろりろりっ♪
テンション上げすぎず、これならいい感じにわくわくできると思いますよっ。
W.A.モーツァルト / オペラ「魔笛」より "私は鳥刺し"
◎聴くのにおすすめのシチュエーション
5月の晴れの日、見知らぬ土地へひとり旅するときに
◎この曲をおすすめしたい人
・いい天気で朝から嬉しくなっちゃった人
・はじめての体験に心が躍っている人
・職業が鳥刺しの人
魔笛は舞台背景が明るいイメージはあまりないけれど
この曲だけ聴くと快晴に聞こえてくる不思議。