「悪意を目の前にして、心が少し傷ついたときに」(クラシック妄想えんむすび)
ほんじつ
手負いの いきものです
日ごろ 気分良く生きてても
心ない 言葉
小さな 意地悪
生きていれば
目にする 耳にする
気にしてなくても
やっぱり 気にする
心は すり減る
強く 自由に 生きられたら
いいなあ
丁寧に 紅茶を煎れ
深く腰掛け 目をつむる
さっき
ある 詩人が
素敵な言葉 贈ってくれた
”ま、いいか”
”あんまり考えてもね、”
”さ、お菓子食べて寝よ”
”女性は 鷹揚"
うずく 傷跡は
ゆっくり 口で転がして
…
お菓子食べて 寝よう…
立ち向かうのに疲れたあなたに。
背を向けたって、いいんだよ。
E.サティ / 『3つのジムノペディ』より 第1番 「ゆっくりと悩める如く」
Satie / 3 Gymnopedies No. 1. Lent et douloureux
◎聴くのにおすすめのシチュエーション
悪意を目の前にして、心が少し傷ついたときに
◎この曲をおすすめしたい人
・職場でイヤミを言われ、心が疲弊した人
・"仲良しグループ"の仲を取り持つことに疲れた人
・ゆったりとした旋律に意識の底までリラックスさせてほしい人
詩人の言葉は実在します。吉本ばななさんの日記より。
毎日生きてると大変なこともあります。音楽で自分をゆったり休ませてあげてください。